定期テストに思うこと

中学校に入ると定期テストがあります。

定期テストを頑張って

その結果

評定がついて

内申点がついて

高校入試に繋がっていくわけですが

そのテストは妥当?

テストと名前がついた問題がたくさんある紙なんですけど

テストとして機能しているのか?

を考えていきたいと思っているのです

ワークと同じ問題問題

教員の中にある考えの中に

「勉強したら点数が取れるテストがいいテスト」

ここまではあってる

しかし

「だから、(学校で買った)ワークと同じ問題を出す」

というおかしな方向へ行ってしまう教員が存在します。

ワーク3周勉強法

そうなると出てくるのが

「ワーク3周勉強法」

そりゃ、同じ問題が出るなら効果抜群ですわね。

しかし

それで学力はつくのでしょうか?

高校行ったら深海魚となるはずが、全員同じだから表面化しない問題

「ワーク3周勉強法」で高校入試を抜けた子は

普通だったら高校での学習量についていけずに深海魚

というのが定番だったのですが

今は

みんな「ワーク3周勉強法」をしてきた子だらけなので

差がつかない

順位等は相対評価なので学力低下は表面化しないまま

大学入試も点数上位から合格するだけだから

学力低下は表面化しない

もうこのスパイラルからは抜け出せなくなってしまいます。

学問を修めることを知っている人に出会えた人はラッキー

もう

偶然

学問を修めることを知っていて

それを是とする指導者に出会えた人だけが

学問を修めることができるという感じです

その確率が年々落ちていると感じます

もとをただせば中学の定期テスト

こうなる原因の元をたどると

「中学校の定期テスト」

ここの問題の出題傾向が変わるだけで

その後の連鎖も正常なものに変わります

中学の教科担任の教員だけに任せず

世の中の大人全員が

学問をするとはどういうことなのか?

をしっかり考えていかなければいけないのだと思うのです。

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