Z世代はそもそも存在しない

学校の話に聞こえてきた

この動画では社会人になったばかりの世代を元に話が進められていますが、子供たちにも当てはなるのではないと動画を見ていました。Z世代という言葉は、最近よく耳にするようになった言葉ですが、実際に存在するのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

「Z世代は○○である」「○○がZ世代のトレンド」といった意見に強い持っているの部分はそのまま、「今の子供は」に当てはまると思いました。Z世代の特徴とされるものが、今の子供たちにも当てはまるということです。例えば、仕事に関する価値観のアンケートの場面では、そのまま勉強に関する価値観と置き換えられると感じました。そこから「今の若者は甘ったれている」「苦労が足りない」という意見が的外れではないかと話が進むところも、そのまま、当てはまると感じました。

不満はないが不安である

また、トピック2で「会社に不満はないが不安があって辞める」は、「学校に不満はないが不安があって不登校になる子」の話に聞こえていました。これは、学校という環境と職場という環境では違いはあるものの、不安やストレスを抱えているという共通点があるのかもしれません。また、量的負荷の話で、就業時間・残業時間は年々減っているとデータが示されたことは、学校での「宿題廃止」が当てはまるかと思います。「休みがとりやすい」は「ラーケーション」が当てはまり、「失敗が許される」は子供への叱責が少なくなってきていることが当てはまると思います。そして、「未来が見えなくて、成長している実感もなくて不安」という話題も続きます。

レリゴーばっかりとはいかない

さらに、トピック3の「心理的安全性」「キャリア安全性」も、学校生活のものと置き換えることが容易ではないかと思いました。今の学校現場では「ありのままを受容する」が重視されているが、「何者かになることを促す」働きかけが少なくなっているのではないでしょうか。その結果、学校においても職場の外でも活躍できる変な人を育てることが難しくなっているのかもしれません。

まとめ

学校も今までのいわゆる「学校」から変わり、教師も今までの「教師」から変わることが大事なのではないかと考えてみました。

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