令和5年度 (2023年度)愛知県公立高校入試 の数学で

2023年2月22日(水)に

愛知県公立高校入試が行われました。

今年から

マークシート形式になりました。

それによってどうなったかを書いていきたいと思います。

まともに解かなくてもよくなった

大問1の(2)、(3)、(5)は検算するときの方法で答えが出てきてしまいます。

特に(5)は解をかぶらせていないので、片方の数値を代入して成立すれば、それが答えです。

分からなくても得点可能

大問2(1)箱ひげ図の選択問題ですが、1つでも当たれば1点という採点基準なので

上記の樹形図の通り

勘で10%は2点です。

そして、60%は1点をとれます。

入試として適正なのか?

文字式の計算能力や二次方程式を解く能力がなくても得点でき、

勘で70%の受験生が得点できる今回の入試問題

はたして

数学の力を見るのに適正だったのでしょうか?

「初めてだったから」は通用するものなのでしょうか?

来年以降はどうなる?

来年以降もこの調子だと

数学をきちんと学習する気持ちがなくなってしまい

高校数学でどうにもならなくなる子を大量生産しそうです。

入試としてきちんと機能するようにしていってもらわないといけないと思いました。

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