愛知県公立高校入試学力試験
お疲れさまでした
数学の問題を振り返っていきます。
まず、一番難しかったと思われる
3の(2)の②を見ていきます
補助線
元の図には、相似な図形、合同な図形が見当たりませんので
相似な図形、合同な図形が出てくる補助線を引くことをまずやっていきます。
FHが含まれる三角形と相似な三角形を作ろうとすると
AFを延長したAIが浮かびます。
AIを引いたことによって△BIFが出てくるので
△BIFと相似な三角形を作るために
△JAFをつくるAJ、FJを引くことが必要になってきます。
あとは相似比で
あとは図のとおり、相似比を使ってわかる長さの比を出していきます。
答えは、HFはEBの長さの何倍か?なので
具体的な数値は必要なく、比の値だけで出すことができます。
全体を振り返って
大問1は基本問題です。
数値代入で答えを見つけ出す裏ワザを使わなくてもできる難易度でした。
((5)の方程式は仮解を代入していく方が簡単ですけど)
(10)も「積/和」の裏ワザが使えてしまって、出題としては残念に思いました。
「積/和」は使えないで、相似比を使って解く問題を期待したいです。
2の確率は「1~6」でなく「2~7」とずらしたのは良いと思いました。
最低でもこれくらいは問題に変化をつけてほしいと思います。
最後の問題はEがBCの中点「っぽい」で答えになっちゃうので
ちょっと判断に困りました。
素直に求めることをしてもそんなに手間がかからないのでそんなに差はつかないと思いますが…
入試としての戦略
去年、今年と問題を眺めていて
ラストの図形の2問の(2)を捨てて
あと全部取って20点というのが効率的ではあるかなと思います。
22点満点が必要な子はそれなりに勉強していく必要がありますが
そうでないなら
来年以降もこれくらいの難易度だと20点狙い勉強に流れていきそうな気がします
お疲れさまでした
面接がある高校の子はまだまだ入試は続きますが
とりあえず
学力審査が終わったこと
お疲れさまでした。