中1の数学では
一次方程式を学習しています
教科書では
左辺右辺に
文字式、数値が分かれて配置されている場合に
「移項」
という操作をして解くように書かれています
しかし
この「移項」という操作を中途半端に覚えてしまった子たちは
3x=9
x=9-3
x=6
このような処理をしてしまったりしてしまうのです
その危険性を排除するために
「等式の性質」
これのみに絞って
解いていってみましょう
等式の性質を使う
左辺に文字、右辺に数値と固定する必要はないですが
操作を1通りに固定することを優先したので
左辺に文字
右辺に数値
が来るようにしてありますが
どちらに寄せても構わないことは
言うまでもありません
常に「等式の性質」
「等式の性質」
という一番の概念を反芻することで
少数や分数を含む一次方程式のときに
10や100や公倍数を掛けることも
スムーズに理解が進むと考えています
「移項」
という操作は
見た目上そうなるものに
大げさに名前を付けて
これを使わないと解けない
みたいな雰囲気を作ってしまってますが
そういうことはないことを
しっかり伝えていきたいものです